ページ

2012/11/26

アサシンクリード3 感想


超人気シリーズとなった「アサシンクリード」の新章がいよいよ始まったわけだけど、実際のところ非常に評価しづらい出来ですな。

森の中の移動や海戦なんかの新要素は素晴らしいんだが、前作より悪くなっている部分も目立つ。解りにくい進行のミッションが多かったり、理不尽に思えるような敵対条件だったり。前者は、味方を指揮しろというミッションで1部隊だけかと思って余裕ぶっこいてたら3部隊でしたとか、後者は敵方の犬に見つかると一発で敵対とか。今作から町中に犬、猫、豚wなんかがウロウロしてて、なでたり餌やったりできるんですよ。犬をなでると「キャウウン」なんて鳴くからかわいいんだけど、こいつと敵の犬の見分けなんてつくか!
羅列を始めるときりがないんだが、ミッションのフルシンクロ条件にも「こんな事いちいちやるか?」という微妙なのが多かった気がする。しかしですね、何より私が憤ったのがビューポイントの改悪ですね。

「アサシンクリード」を作っている成分は暗殺やフリーランと同じくらいビューポイントが占めてると私は思うわけです。
一つ、高いところに上って景色を味わう。
一つ、高いところから落下してタマヒュンする。
一つ、空白だった地図を埋める。
この3つ目の地図を埋めるという行為が好きな人は結構いるはずだ。私は好きだ。だが今作では完全には地図が埋まらないのだ。
開拓初期のアメリカということで、高い建物を配置するのが難しかったのかもしれない。しかし、高い木を置けばいいだけのフロンティアの地図も埋まらないところを見ると、これは開発陣が意図してビューポイントを配置しなかったのだろう。開発者の真意は解らないが、邪推するに「自分の足で探索して開拓時代のアメリカの息吹を感じてね(ハート)」といったことなのかもしれない。いや、あのさ、アサクリにそういうのはもとめてないから・・・・・。そっち方面はSkyrimあるから・・・・・・。

まあ、つらつらと文句ばかりを並べてきたわけだが、これだけのクオリティの作品をほぼ年に一本ぺースで出し続けてくれているUBISOFTさんには感謝感激なんですよ。だからこそ厳しいことも言いたくなるという、愛情の裏返しですね。ビューポイントを復活してくれたら、最終的にデズモントが宇宙大戦争に巻き込まれたり、ジュラ紀にダイブするような展開でも最後まで付き合いますぜ。

0 件のコメント:

コメントを投稿