ページ

2013/01/21

Skyrim フォント変更覚え書き

有志版のフォント変更セットに満足できなくなったので自作してみる

(1) ここからFlashDevelopとFlex SDKをダウンロードしインストール
(Flex SDKはFlashDevelopに含まれる)


(3) skyrim-font-embedderのasset\fontsフォルダに使いたいフォント(.ttf .otfなど)を入れる。フォントはなるべくJIS第二水準まで収録されているものを選ぶ


(4) skyrim-font-embedderのfonts_ja.as3projをダブルクリックしてFlashDevelopを起動する


(5) FlashDevelopの右側のProjectパネルからsrc\Main.asをダブルクリックで開く


(6) Main.asの27行目はインターフェース(メニューや字幕等)のフォント設定。以下のようになっていると思うので、赤字の部分を変換したいフォント名にする

[Embed(source = '../asset/fonts/GL-Tsukiji-4go-TESV.ttf', fontName = 'skyrim_every', embedAsCFF='false', mimeType = 'application/x-font')]

例えばあずきフォント(azuki.ttf)をSkyrimのフォントにするにはasset\fontsフォルダにazuki.ttfをコピーして27行目を以下のように修正する

[Embed(source = '../asset/fonts/azuki.ttf', fontName = 'skyrim_every', embedAsCFF='false', mimeType = 'application/x-font')]


(7) Main.as[Embed~のfontName = 'skyrim_every' はfontconfig.txtで設定する際のフォント名になるので、特定のフォントだけ変えたい、例えば手紙のフォントだけ違う物にしたいと思ったら、

[Embed(source = '../asset/fonts/YOzK.TTC', fontName = 'skyrim_every2', embedAsCFF='false', mimeType = 'application/x-font')]
var every2font:Class;

という2行を29行目以下に追記して、fontconfig.txtの

map "$HandwrittenFont" = "Skyrim_JP_HandWriteFont" Normal
map "$HandwrittenBold" = "Skyrim_JP_HandWriteFont" Normal

map "$HandwrittenFont" = "skyrim_every2" Normal
map "$HandwrittenBold" = "skyrim_every2" Normal

に修正してやれば手紙だけ別のフォントになる

注意:skyrim-font-embedderのreadmeには$DialogueFontの指定フォントを変えれば会話文のフォントを変更できると書いてあるが、実際は不可能。会話文は$EverywhereMediumFontに含まれる


(8) 修正が終わったらFlashDevelopのツールバーのTest Projectボタンを押すかキーボードのF5キーを押す。問題がなければしばらく後にサンプルウィンドウが出てくる。Flash Developの下パネルのOutputにもdoneと出る


(9) 全て完了すればskyrim-font-embedderフォルダのbin以下にfontconfig.txtとfonts_ja.swfが出来ているので、fonts_ja.swfをskyrim\data\Interfaceにコピーする


(10) skyrim\data\Interfaceのfontconfig.txtの上の方に

fontlib "Interface\fonts_ja.swf"

という記述を追加して、変えたい項目のフォント名を変更する。フォント名はskyrim_everyやskyrim_every2などの自分で設定したもの


(11) このままではfontconfig.txtの$SkyrimBooksに他のフォントを指定しても変更できないので、おばちゃんのスカイリムガイド - book.swfと本のフォントについてから修正版book.swfをダウンロードして上書きする

これでフォントの作成は終了。参考サイト様、フォント作成者様に感謝


[フォント変更例]




無難無難アンド無難

2013/01/15

Far Cry 3 感想

ファークライ3 初回限定特典「アイランド・サバイバル・ガイドブック」付き

南の島でリゾート気分を味わうゲーム。希少な動物の狩りをするも良し、ハンググライダーで空を優雅に散歩するも良し、様々な乗物でレースをするも良し、島の植物から作った薬でハイになるも良し、もちろん悪者との銃撃戦やステルスキルも揃えております。

とにかく舞台となる島の作り込みがしっかりしていて素晴らしい。起伏に富んだ地形を生かしたマップモデリングで戦略性も高く、突撃プレイもステルスプレイも可能だ。「アサシンクリード 3」の無駄に広くしただけのマップとは大違いだ。何よりマップ解放がすみずみまでされるのが気持ちいい。

プレイ時間はマップ全解放、敵拠点全制覇、その他諸々達成度8割ほどで80時間ほど。メインシナリオだけを追えば10時間ほどだろうか。やれることが多すぎて楽しいのだが、さすがに終盤はだれてくる。美しい南の島の景観も中盤には飽きてくる。マップが広大な割には変化が無いのだ。

今作でメインヴィジュアルとして採用されているバースという敵がいる。残忍で病質的、気分屋で執着的、物語的には非常に魅力的な人物だが、もう少し活躍させても良かったのではというところで退場したのは残念。バースに限らず本作のボス戦はほとんどQTEというのも賛否が分かれそうだ。私はQTEによって演出が強化され、インパクトのあるものになるのなら嫌いではない。しかし、全部ナイフ戦というのはどうなんだ。

ここ最近、快進撃を続けるUBISOFTの力を見せつけた良作。勢いだけは完全にEAを超えてきたようだ。だが、これだけは言っておかないといけないだろう。uPlayは糞。こんなもんにリソースを割かないでアサクリ3に割いてくれ。