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2013/01/15

Far Cry 3 感想

ファークライ3 初回限定特典「アイランド・サバイバル・ガイドブック」付き

南の島でリゾート気分を味わうゲーム。希少な動物の狩りをするも良し、ハンググライダーで空を優雅に散歩するも良し、様々な乗物でレースをするも良し、島の植物から作った薬でハイになるも良し、もちろん悪者との銃撃戦やステルスキルも揃えております。

とにかく舞台となる島の作り込みがしっかりしていて素晴らしい。起伏に富んだ地形を生かしたマップモデリングで戦略性も高く、突撃プレイもステルスプレイも可能だ。「アサシンクリード 3」の無駄に広くしただけのマップとは大違いだ。何よりマップ解放がすみずみまでされるのが気持ちいい。

プレイ時間はマップ全解放、敵拠点全制覇、その他諸々達成度8割ほどで80時間ほど。メインシナリオだけを追えば10時間ほどだろうか。やれることが多すぎて楽しいのだが、さすがに終盤はだれてくる。美しい南の島の景観も中盤には飽きてくる。マップが広大な割には変化が無いのだ。

今作でメインヴィジュアルとして採用されているバースという敵がいる。残忍で病質的、気分屋で執着的、物語的には非常に魅力的な人物だが、もう少し活躍させても良かったのではというところで退場したのは残念。バースに限らず本作のボス戦はほとんどQTEというのも賛否が分かれそうだ。私はQTEによって演出が強化され、インパクトのあるものになるのなら嫌いではない。しかし、全部ナイフ戦というのはどうなんだ。

ここ最近、快進撃を続けるUBISOFTの力を見せつけた良作。勢いだけは完全にEAを超えてきたようだ。だが、これだけは言っておかないといけないだろう。uPlayは糞。こんなもんにリソースを割かないでアサクリ3に割いてくれ。

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